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ゆるゆると夏燗で大人の夕食 ~茄子と豆腐の田楽~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:, ,

有名なことわざ 『秋茄子は嫁に喰わすな』 の意味は諸説あります。
一つは、”秋茄子は美味しいから(憎らしい)嫁にはもったいない” という説
また別の説は、”茄子は体を冷やすから(子を宿す)嫁にはよくない” というものです。しかし、体内にこもった熱は、食欲不振やだるさの原因になります。美味しい茄子を食べえるのは、反って体に良いかもしれませんね。

その茄子を、今夜は田楽でいただきましょう。
田楽の原型は、豆腐田楽。室町時代には、既に今と同じように味噌をぬって焼き、江戸庶民のファストフードとして愛されていたようです。
茄子と一緒に、田楽の元祖・豆腐も。夕涼みしながら今夜のあてを楽しみましょうか。

日本酒選び

玉櫻酒造 : 夏燗にごり 生もと仕込 純米 山田錦70
生もと仕込のにごり酒。ラベルには、
「温めて飲んでいただこうと思って、酒質設計しております。」
とあります。お味はキリリと辛口、にごりですがスッキリとした後味です。
このお酒は、行きつけの酒屋で ”味の濃い料理に合わせたい” と相談して買い求めました。熱燗まで温度を上げて、料理の味噌やタレをとろけさせてくれる味のお酒です。
製造年度 平成27BY
原料米 島根県産 山田錦 100% 
精米歩合 70%
アルコール 15度
日本酒度 +10.5
酸度 1.8
アミノ酸度 1.5
酵母 701号

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

ゆるゆると夏燗で大人の夕食 ~茄子と豆腐の田楽~

にごり酒なのにスッキリした後味、夏にぴったりのお酒。50度くらいまで温度を上げてみると、熱のこもった体には、燗の暖かさがぴったりと馴染み、ゆっくりと体に染みてゆく感じです。

美味しくなった秋茄子に、甘じょっぱい田楽味噌をのせて焼いた茄子田楽。燗酒と、絶妙な味わいです。田楽の旨味を辛口の酒が包み、まろやかになった田楽の余韻が長く楽しめます。

豆腐田楽は甘味が強く、早々に食べ飽きる感じもあります。これが、燗酒が仲介してくれると、なかなか美味しい。

茄子田楽と豆腐田楽、交互につまみ燗酒を愉しむ。残暑厳しい頃、粋な大人の晩酌ではないですか。

料理レシピ

材料 :

なす 2本
◇赤みそ、砂糖、みりん、料理酒 各大さじ2
◇ 醤油、だしの基 少々
木綿豆腐 1丁
★砂糖、マヨネーズ、白すりごま 各大さじ1
★黒いりごま 少々
★醤油 20ml

作り方:

【茄子田楽】

  1. 1本を4等分程度に輪切りにし、皮目に切り込みを入れる
  2. 切った茄子は、10分程度水に浸してあく抜きする
  3. 赤味噌, 砂糖, みりん, 料理酒(各大さじ2)に、だしの基(少量)を混ぜ、鍋でトロットするまで煮込む(焦げないように、混ぜながら煮ること)
  4. あく抜きした茄子の水分を取り、レンジで数分温め下熱を加えておく
  5. 4.の茄子に、3.の味噌をぬって、オーブンで焼く
  6. 焼きあがった田楽茄子に、お好みで炒りごまを振って完成

【豆腐田楽】

  1. 木綿豆腐以外の材料を混ぜて、適当な大きさに切った豆腐に乗せる
  2. オーブンレンジで焼いて完成!