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芹の香りで早春の和らぎ ~芹入り鴨鍋~

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春の七草の最初に出てくる ”芹”。湧水のある湿地などに自生する野生のものは、春先に旬を迎えます。 七草粥の時期に売られているものは、茎の長い栽培種です。
芹は食物繊維が多く、腸の働きを整える効果や、食欲増進効果がある生薬としても用いられます。 また、芹独特の爽やかな青物の香りには、鎮静効果まであるのだとか。
なるほど、お正月に暴飲暴食していた人々に、七草粥としてお勧めされるわけだ。

今夜は、芹を香り活かして、鴨鍋に添えて一杯とまいりましょう。
鴨肉、葱、牛房を出汁醤油で炊いたところに、芹を一束加えます。 鴨鍋のシッカリした味の煮汁に、ふわん っと芹の早春の香り。 さて、ここにお酒を合せると… どんな楽しみが待っているでしょう?

日本酒選び

今西清兵衛商店 : 春鹿 純米吟醸 生酒 しぼりばな
雪の結晶と青い杉玉が美しい、春鹿 しぼりばな
蔵からのコメントでは、「しぼりたてが奏でる清涼感あふれる香りと軽やかな旨み」が特徴だとか。ラベルの印象とぴったり。

色は、ほぼ無色透明。吟醸酒のあまやかな香りは少ないが、一口含むと、なるほど爽やか。喉をスルスルと流れ、少しの苦みがさっぱり感をもたらします。
うま味も感じられる味わいは、やや冷やしてが良さそうです。味の濃いものよりも、素材感が楽しめるお料理と相性がよさそうですね。

製造年度 2016BY
原料米 福井県 五百万石  
精米歩合  麹米 60%・掛米60%
アルコール  16度
日本酒度  +1
酸度  1.4
アミノ酸度  1.4
酵母  自社酵母
 

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

芹の香りで早春の和らぎ ~芹入り鴨鍋~

鴨のうま味たっぷりの脂の香りに、出汁、芹の香が合わさり、なんとも食欲をそそる。この汁が美味しい。少量を口に含み広がりを楽しみ、飲み込むとほっと落ち着く味です。
汁とお酒が、よく馴染みます。口に残る余分な脂は、お酒でスッキリ流せます。

鍋の具は、鴨肉とネギ、それぞれ異なる食感じをしっかり味わう。これとお酒が、何とも良い相性です。
鴨鍋は、少し冷ましても変わらずなおいしさ。フルーティな純米吟醸酒を常温から少し冷やした状態で合わせて、ちょうどよいです。
さらに、芹の香りと、ほんのり甘やかな香のお酒がぴったりです。

料理レシピ

材料 :

鴨肉 140g (今回は、合鴨使用)
ごぼう 80g
長ねぎ 1本
セリ  6~7本
酒 大さじ2
白だし 大さじ2
醤油 大さじ 1

作り方:

  1. ごぼうは皮をそぎ落とし、ささがきに切って水にさらしてあく抜きする
  2. 長ネギを、3㎝程度の長さにぶつ切りする
  3. 芹はよく洗い、根元を切り落として、5㎝程度に切る
  4. 小鍋に300ml程度の水と酒を入れ、1.を水気を切って入れて火にかける
  5. 4.が沸騰したら、長ねぎ、白だし、醤油を入れ数分中火で煮る
  6. 鴨肉を入れ、火が通ったところで芹を追加、芹がしんなりしたら火を止める