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鰻をサッパリ、和の工夫を愉しむ ~うざく~

日本酒産地:
日本酒TYPE:
料理の素材:,

夏のスタミナ料理の代表、鰻
天然ものの旬は、秋から冬。しっかりと脂ののった鰻はたまらなく美味しいですよね。
しかし、夏場は旬ではないとわかっていても、”土用の丑” が近づくと、どこからか鰻を焼く香りがただよってくる。…う~ん、やっぱりたまりません(笑)。

今夜は、鰻で一杯と参りましょう。
濃厚な蒲焼と日本酒もよいですが、ちょっとひねって ”うざく” にしてみました。
うざくとは、焼いた鰻の蒲焼に、冷たいきゅうりの酢の物を合わせて食べる料理です。サッパリしたきゅうりと、こってりタレの鰻を合せて一緒に食べると、他では味わえない味のハーモニー。
ここにお酒を加えてた味は… ぜひ実体験してみてください。

日本酒選び

富士高砂酒造 : 純米 高砂 無濾過生原酒
富士の水(軟水)で仕込んだこちらのお酒。2017年3月製造「蔵元直汲限定品」とラベルに示されていますから、フレッシュな出来立て状態で瓶詰されたものです。
数か月冷蔵庫で寝かされており、フレッシュ感は落ち着き、ぐぐっと味わいのある濃醇なお酒になっています。
アルコール 18.2 度と、高めの度数も相まって、パンチのある印象です。米の甘味もしっかりありますので、夏場は冷蔵庫でヒエヒエにした方が飲みやすいですね。
製造年度 28BY
原料米 米、米麹(国内産米) 100%
精米歩合 60%
アルコール 18.2度
酵母 静岡酵母
日本酒度 +6

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

鰻をサッパリ、和の工夫を愉しむ ~うざく~

きゅうりの酢のものに、まだ暖かい鰻の蒲焼をのせて食べる。ほろほろと鰻の蒲焼が口の中でくずれ、キュキュッときゅうりの歯ごたえが後につづく。冷たいきゅうりにのせると、鰻の脂がしつこく感じるかと思ったが、これが不思議とすんなり馴染む。脂をサッパリとした後味に変えつつ、旨味を残すのは、酢の物のなせる業でしょうか。

その後に、パワフルな無濾過生原酒を飲む。

うざくの余韻を残したまま、口の中全体が強めのアルコールでぐっと引き締まる。アルコールによるウオッシュ感で口の中がさっぱりする。鰻の蒲焼だけだと、少しお酒が甘ったるく感じるが、酢の物があることで料理と酒が丁度よいバランスに。コッテリとサッパリを合せる、和ならではの食の愉しみ方ですね。

 

料理レシピ

材料 :

きゅうり 2本
うなぎの蒲焼(市販品)1匹分
生姜   少々
☆だし汁 大さじ4
☆酢   大さじ2
☆醤油  小さじ2
☆みりん 大さじ1
塩  小さじ1/2
酒  大さじ1

作り方:

  1. きゅうりを斜め薄切り(厚さ2㎜位)にし、塩をまぶして軽く手で混ぜる
  2. 5分位たったら、ギュッと水分をしぼる (水分はしっかり抜いた方が、調味料がなじみやすくなる)
  3. 塩もみしたきゅうり(2.)に、細かい千切りにした生姜、調味料(☆印)を混ぜ、冷蔵庫で30分以上寝かせる
  4. 鰻(市販の蒲焼)を 2~3cm幅に切り、アルミホイルにのせて日本酒を振りかけてオーブンで焼く 
  5. 下処理したきゅうり(3.)をお皿に盛り、焼いた鰻(4.)と一緒に盛り付けたら完成