fbpx

月を愛でつつ芋で一杯 ~柚子味噌のせ里芋~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:,

「中秋の名月」とは、旧暦8月15日の夜の月。現在の暦では、大凡10月初旬にあたります。
中秋の名月には、ススキとお団子をお供えする。そんな絵をよく見かけます。これは、これからの収穫を祈って、お米で出来た団子をお月様にお供えするというものです。
関西の方では、この月を 芋名月(いもめいげつ) とも呼び、収穫した里芋をお供えする習慣もあるのです。この時の里芋は、「きぬかつぎ」という小芋を茹でたお料理をお供えにします。

きぬかつぎは、お月見の日にとっておいて…
今夜は、掘りたての里芋で軽く一杯とまいりましょう。
出汁で煮た薄味の里芋に、柚子味噌を添えて、酒の肴にしましょう。煮っころがしよりも、サッパリかつ、上品な柚子の香り。お月見しながらしっぽり一杯も良さそうです。

日本酒選び

藤井酒造 : 龍勢 純米原酒 雄町 ひやおろし
春先に搾り火入れされた後、蔵の冷たいタンクで夏の間熟成された「ひやおろし」。
岡山県備前地区産「雄町」を原料米としたこのお酒は、こちらの酒蔵のひやおろしシリーズの中でも最も味わいの幅の広い芳醇な呑口という一本です。

ひやおろしらしくまろやかな口当たり。「雄町」らしい奥行きのある味わいだが、酸味が高く切れが良い、超辛口なお酒。燗につけるとよりまろやかに、秋の食材にあわせるには、常温から燗がより良さそうです。

製造年度 2016BY
原料米 岡山県産 雄町 100%
精米歩合  65%
アルコール 18度

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

月を愛でつつ芋で一杯 ~柚子味噌のせ里芋~

出汁で炊いた里芋は、煮っ転がしにるすよりも、さっぱりと上品な味。里芋独特の粘りと、芋らしい食べごたえに、柚子味噌の香り・甘じょっぱさが足されて、なかなかに上品な風味に。

秋の暮れ、昇り始めた月を愛でながら、ポンと一口で里芋を食べる。そのあとに、キリリと辛口のお酒を常温で。

ねっとりとした里芋の後味を払いつつ、芋のうま味と、酒のうま味が調和してゆく。冷酒だと、酒の辛みが少し勝ってしまう。お酒を50℃ほどの燗につけ、燗冷ましになったところで再びパクリ。このちょっぴりの変化が、より料理と調和する感じに。

酒と肴を楽しみつつ、目では月を楽しむ。和の雰囲気に浸り、気持ちが落ち着きますね。

 

料理レシピ

材料 :

里芋(小) 10コ
★白だし 大さじ2
★水  カップ2
★酒  大さじ1
薄口醤油 大さじ1
柚子味噌  大さじ2

作り方:

  1. 里芋は、タワシなどでよく洗ってから皮を剥く (天地を切って、亀甲に切ると出来上がりが綺麗)
  2. 鍋に里芋(1.)と、だし汁(★)を入れて中火で5分ほど煮る
  3. 薄口醤油と柚子味噌を鍋(2.)に追加し、落としふたをして更に煮る
  4. 煮汁が1/3位になったら火を止め、皿に盛り付け柚子味噌をのせたら完成

※ 柚子の皮があれば、出来上がりにのせるとより香りが良い