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一足早い、春の贅沢 ~菜の花と帆立のバター焼き~

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三月に入ると、体感的にも春を感じられる頃。いち早く春を運んでくれる食材、菜の花。
花やつぼみのついた茎を、そのまま茹でておひたしにすれば、ほんのり苦みが美味しい。これが、この時期ならではの若々しい新酒のアテにも、とても好いのです。

その昔であれば、菜の花は菜種油を取るための貴重な植物。大切な油を収穫する前の花芽を摘んで食用にするなんて、とても贅沢なことだったのでしょうね。
菜の花畑が黄色い絨毯になるのは、もうひと月先のこと。そんな景色を思い浮かべつつ、一足早い春の贅沢を楽しむとしましょう。

日本酒選び

中澤酒造 : 亮(りょう) 特別純米酒 河津桜酵母仕込
このお酒は、河津桜酵母で仕込まれた純米酒。
それも、この蔵のある地元 ”松田山” に咲く河津桜を採取して、蔵の方の手により酵母を取り出したという、まさに特別な純米酒。毎年、地元の桜まつりの時期に合わせて搾りたてのお酒が売り出されます。

今年の ”亮” は、ほんわか甘目のしっかり旨口。寒い風の中で濃い桃色の花を咲かせる、松田山の河津桜を、その味からもイメージさせます。
少し冷やして飲むと、口当たりよく、喉の奥からゆっくりうま味を味わえてよい感じ。苦味のある春野菜と、とても良く合います。
 
製造年度 2017BY
原料米 神奈川県足柄産 若水
精米歩合  55%
アルコール  16度以上 17度未満
酵母  河津桜酵母

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

一足早い、春の贅沢 ~菜の花と帆立のバター焼き~

バターのみで焼いた帆立は、油の中にうま味が閉じ込めらてギュッと濃厚な味わい。その残り汁で焼いた菜の花は、青臭さが抑えられ、帆立と良くなじみます。

そこに旨口な冷たいお酒をキュッと飲む。
口の中に油は残るが、お酒の甘さが加わると、より濃厚で心地よい。お酒自体も甘さを高めに感じ、春らしい味わいといった感じです。

このお料理は、辛口のお酒を温めて、後味サッパリと食べるもよし。旨口のお酒を常温で、酒と肴の双方の余韻をゆっくり味わうもよし。
その時々のシチュエーションでお酒のタイプを変えて楽めそうです。

 

料理レシピ

材料 :

菜の花  2束
帆立貝柱 8個
にんにく 1片
バター  10g
★ 醤油   大さじ 1/2
★ 白だし  大さじ1/2
白すりごま 少々

作り方:

  1.  菜の花は根元を切り落とし、⽔につけてシャキッとさせておく
  2. フライパンにバターを熱し、スライスしたにんにくを⼊て香りづけをしたら、帆立⾙柱を焼き色がつく程度に両面焼く
  3. 帆立を取り出したフライパン(2.)に、菜の花(よく水を取る)を入れ、調味料(☆印)を回しかけたら、中火でサッと炒める
  4. 焼いた帆立(2.) と、菜の花(3.)に、すりごまをまぶしたら、皿に盛りつけて完成