fbpx

欲張りな酒好き、桜と向き合う ~みたらし団子~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:, ,

桜の季節。
大勢で花見と洒落こみどんちゃん騒ぎも良いけれど、ひとりでしっぽり盛りの桜と向き合って盃を傾けるのも風情があってよいものです。
ちらちらと舞い落ちる桜の花びらをアテに、ほんのり甘やかに香、美しい酒を嗜む。日本人の中に染みついた桜嗜好。そこに登場する酒は、やはり日本酒がしっくりきますね。

なになに… 酒呑みは、花より団子でしょうって?
ことわざの元は、江戸時代のいろはがるた。故事時点によると
「花より団子とは、風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ。また、風流を解さない人を批判するときの言葉。」
とあります。
いえいえ、酒呑みとは意外と風流を好むもの。
ただよくばりで、花も酒も団子も楽しみたいのです!
今夜は、酒好きの花見。団子を作って一献と参りましょう。
 

日本酒選び

水戸部酒造 : 山形正宗 貴醸酒 2016
貴醸酒とは、仕込みに水の代わりに酒を使った酒をいいます。このお酒は、三段仕込みの留仕込の際に、酒を使って造られました。
一般的に貴醸酒は、とろりと濃厚な甘味が特徴的。適度な酸味もあり、貴腐ワインのようにデザート的に飲まれることが多いものです。

しかし、このお酒はさらりととても綺麗な飲み口。蜜のような甘い香りも、なんとも上品。しつこさがないので、スルスルと飲め、食前にフルーツなどと一緒にもお勧めです。
温度を上げたり、熟成させると甘味をより強く感じて食後デザート向きになりそうです。

製造年度  2017BY
原料米 山形県産出羽燦々100%
精米歩合  60%
アルコール  15度

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

欲張りな酒好き、桜と向き合う ~みたらし団子~

みたらし団子のお味は、言わずと知れた甘じょっぱさ。
柔らかな団子をぎゅっと噛みしめると、みたらしのタレが絡んで、優しく懐かしいお味。

団子にはやはりお茶… というところを、桜を愛でつつ貴醸酒をくいっと呑む。
上品な酒の甘さが、みたらしのタレと馴染む。さらりと綺麗なお酒が、みたらし団子を上等な和菓子に引き上げてくれる感じ。
「団子にはやはりお茶でしょう。」と固定観念が一気に取り払われる。

お酒の余韻と、みたらしのタレの後味が長く続き、ゆっくりゆっくりと食べ勧められる。花見にはまさに格好の組合せです。

 

料理レシピ

材料 :

だんごの粉   200g
水       140㏄
[たれ]
水       200㏄
砂糖      大さじ10 ★
醤油      大さじ3 ★
片栗粉     大さじ2
(タレの味は、★の分量をお好みで加減)

作り方:

  1. タレ用に、鍋に水を入れ調味料をすべて入れて弱火にかけ、ゆっくりかき混ぜながら、透明感が出てくるまで2~3分煮る。
  2. ボウルに、だんごの粉と水を入れ、生地が耳たぶ位の柔らかさになるまでよくこねる
  3. 生地(2)ができたら、一口大にまるめる
    (粉200gで、20~25個程度の団子ができる)
  4. 鍋に水を入れ沸騰したら、丸めた団子(3)を入れる
    団子が浮き上がってから3分ほどさらに茹で、出来上がった団子は冷水に取り出す
  5. 茹であがった団子を串にさし、タレ(1)にくぐらせたら完成