fbpx

春・砂浜の思い出を肴に ~あさりとニラの酒蒸し~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:, ,

「春の海」といえば…
お正月によく流れているあのお琴の曲!
いや、ここでは食べ物に関して考えたい(^^)

春休みともなると、遠浅な浜辺にたくさんの親子連れが訪れる景色を見かけませんか? そう、春は潮干狩りのシーズンです。
風の弱い日の砂浜は、子供たちにとって絶好の遊び場。ひたすら砂をかいて貝を探したり、ときどき温んだ水に足を浸したり、たまには飽きて砂山作ったり。大人も子供も楽し休日です。

そして、春の海といったら “あさり”
産卵を控えた春のあさりは、身が肥えてとっても美味しい。味噌汁、しぐれ煮、深川めし。色々な料理になりますから、潮干狩りでたくさん採れてもどんと来いです。
そうとなれば、干潮時刻をチェックして、いざ酒の肴の調達にしゅっぱーつ!

日本酒選び

久保田酒造 : 相模灘 純米吟醸 美山錦
神奈川の北部山間に位置するこちらの蔵で、中硬水で仕込む蔵。純米吟醸酒を中心に、ブレンドはせず、米の違いでスタンダードなお酒を醸しています。
このお酒は、信州産の美山錦で造った吟醸酒。口当たりはサラッと綺麗で、飲むと上あごの奥からほんのり甘さが漂うのは、生酒らしい繊細な味わいです。上槽したそのままを瓶詰されてたフレッシュなお酒ですが、荒々しいところは全くありません。

香もすくなく、料理の邪魔は全くしない。常温から少し冷やして、春らしい野菜料理と合せるのもよし、白身魚などと合せるもよし。
落ち着いて、素材の味を楽しみながら飲みたいお酒です。
 
製造年度  2017BY
原料米  信州産 美山錦 100%
精米歩合  50%
アルコール  17度以上 18度未満
日本酒度  +2
酸度  1.7
酵母  9号酵母

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

春・砂浜の思い出を肴に ~あさりとニラの酒蒸し~

調味料は少な目に、あさりの味を生かした酒蒸しは、浜の思い出を呼び起こす、ほんのり磯の香が美味しい。そこに、ニラの青臭い香り、ごま油のこうばしい香りが合わさり、海と山が一体となった日本の浜らしいお料理に。

淡麗な吟醸酒は、穏やかに口の奥の方からうま味を漂わす。
料理と一緒に飲むと、やや脂っこかった口の中が、さっぱりと拭い去られ、料理を続けて楽しみやすくなります。

酒蒸しに使ったお酒は、贅沢にもこれから飲む純米吟醸酒を使用。良いお酒が、ぐっと素材のうま味を引き出します。美味しい飲用酒を料理酒に使うのは勿体ない気もしますが、さすがに料理とお酒の馴染み具合はとてもよく。一層料理が美味しく食べられます。

 

料理レシピ

材料 :

あさり   20個位
ニラ    1束
酒     大さじ2
醤油    大さじ1
ごま油   小さじ1
塩・胡椒  少々

作り方:

  1. [あさりの砂抜き] バットにあさりを重ならないように並べ、塩水(海水程度の塩分)をあさりの2/3が浸る程度に入れて、半日寝かせる
    この時、新聞紙をかけて暗くして冷蔵庫に入れると良い
  2. ニラは、4~5㎝の長さに切っておく
  3. 塩抜きしたあさりを水でよく洗って鍋に入れ、酒を加えて蒸し煮にする
  4. あさりの口が開いたら、ニラと、醤油を入れさらに蒸し煮にする
  5. ニラがしんなりしてきたら塩・胡椒で味を調整し、仕上げにごま油を回しかけたら完成

※ あさりの砂抜きの際、あさりが汐を吐くので、新聞がかなり濡れることがあります