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食卓に夏の気配を運ぶ豆 ~海老と豆腐とそら豆の中華炒め~

日本酒産地:
日本酒TYPE:
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夏の気配を感じる立夏の頃。
強い日差しを浴びて、空へ、空へと植物は芽をのばします。

早春に発芽したそら豆も、にょきん、にょきんと成長し、4月頃に花を咲かせ、5月頃にはふっくらとした実をつけます。
多くの豆類は、さやは枝から垂れ下がるのに、そら豆は上を向いて実をつけます。実が熟しさやが重くなって横に下がってくるまで、光を求めてそら豆のさやも、空へ、空へと向かうのです。
一説には、その様子から空を向く豆「空豆」とか、「天豆」という名がついたとか。

茹でてよし、焼いてよし、炒めてよし! そら豆は酒の肴としても、良い食材です。
今夜の晩酌は、そら豆使ったお料理で、食卓にも夏の気配を匂わせつつ、一杯なんて良いではないですか?

日本酒選び

佐浦 : 浦霞 味吟醸
吟醸造りのお酒の中で、香りが特徴的なものに対し、香抑え目で味わい重視のものを、”味吟醸"と呼ぶことがあります。このお酒はまさに、そのタイプ。山廃酒母仕込みの吟醸酒をブレンドしてできたこちらのお酒は、懐深いコク、柔らかな味わい。酸が低めですが、くどさはなく、ゆっくりと飲み続けられるお酒です。

季節ものではなく、安定して味わえる定番酒。オススメの温度帯は、冷たく~ぬる燗と幅広く、料理によって温度を変えて飲むのも良いでしょう。和食から中華まで、様々な料理に合わせやすいお酒です。
 
原料米  山田錦、トヨニシキ
精米歩合  50%
アルコール  15度以上 16度未満
日本酒度  +2~+3
酸度  1.2~1.3

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

食卓に夏の気配を運ぶ豆 ~海老と豆腐とそら豆の中華炒め~

胡椒を少し多めにした「海老と豆腐とそら豆の中華炒め」は、ちょっとピリっと辛め。
海老の旨味と、そら豆の青味、そして調味料の塩味を、淡白な豆腐で調和をとり、飽きずに食べやすい味に。スプーンでそのままでも、ぱくぱく食べられそうなお料理です。

料理を食べた後、まずは常温で味吟醸を一杯。やや甘く感じるお酒が、口中で調和して、口の中が反ってすっきり。塩味・甘味がほぼバランスしている感じで、美味しく次々食べられます。
お酒をぬる燗にすると、お酒の広がりが料理を包む感じに。パクパクと食べるというよりも、旨味の後味を楽しみながらゆっくり食べる感じに。
常温にするか、燗にするかは、お好みといったところでしょう。

 

料理レシピ

材料 :

冷凍えび          200g
もめん⾖腐          1丁
そら⾖(正味)        150g
きくらげ          2枚
生姜            1/2かけ
にんにく(すりおろしチューブ) 2㎝
鶏ガラスープの素     小さじ2
⽚栗粉          ⼩さじ2
ごま油          ⼩さじ1
★ 酒           大さじ1
★ 砂糖、塩、胡椒     少々 
 

作り方:

  1. ⾖腐は⽔をきっておき、厚さを半分に切り、6~8等分位に切る
  2. えびは解凍しておき、背わたが残っていたら取り除いておく
  3. そら⾖は黒い部分に切り込みを入れ、塩少々を加えた熱湯で2分ほど茹でたら、薄⽪をむいておく
  4. フライパンに油をしき熱したところに、みじん切りにした生姜、にんにくチューブを入れて香が出たら、そら豆、えび、きくらげを順に入れて炒める
  5. 全体にざっと火が通った状態で、あらかじめ混ぜておいて調味料(★印)と、鶏ガラスープの素を入れて、ひと煮立ちさせる
  6. 煮立ったところで火を弱火にし、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけたら、ごま油を回し入れて完成