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甘く柔らかな癒しの一杯 ~新たまねぎとベーコンの味噌煮~

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新玉ねぎはなぜ甘い?
春~初夏のお楽しみ新玉ねぎのイメージは、辛みが少なくて、甘みが強い。生でシャクシャク食べられる。普通の玉ねぎでは、辛くてそうはいかないのに、何故なのでしょう。

”新玉ねぎ” というのは、秋に種を植えて春に収穫する、早取りの玉ねぎのことなんです。
通常、玉ねぎは、春に種を植え、秋に収穫をします。そして、収穫後は1ヶ月程度、乾燥させてから出荷するため、外皮は茶色くパリパリに、内側だけに水分が閉じ込められています。
それに対し、新玉ねぎは収穫してすぐ出荷。葉から蓄えた水分が飛ぶことなく食べられるので、皮がうすく、辛みも少なく感じて、生でも食べられるのですね。

フレッシュな新玉ねぎ、サラダも良いけれど、今夜のアテにはちょっと火を通して。玉ねぎの辛みは、時々日本酒の酸味と喧嘩することも。。。 軽く火を通してお酒馴染みのよい料理にしたら、さ~て一杯とまいりましょう。

日本酒選び

惣誉酒造 : 生もと仕込 特別純米
こちらの蔵では、生酛(きもと)造りに一方ならぬ、思い入れがあるようです。
生酛のお酒は全量、兵庫県特A地区産の「山田錦」を使用し、自家にて扁平精米を施し、吟醸造りで丁寧な仕込む。そのお酒は、味わい深くエレガントさを追求しているそうです。

このお酒は、しっかりとした酸味と、そのベースにある深いコク。雑味はなく、生酛らしいが綺麗な味わい。常温でも、和・洋を問わず、普段の食卓のお料理と合わせやすいお酒です。
味の濃い目の料理に合わすならば、ぬる燗がオススメ。お米の甘いふくらみが出てきて、お料理とのバランスをうまくとってくれるお酒になります。

原料米  特A地区山田錦 100%
精米歩合  60%
アルコール  15度
日本酒度  +4 ~ +5

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

甘く柔らかな癒しの一杯 ~新たまねぎとベーコンの味噌煮~

味付けは、味噌とベーコンの持つ塩・脂のみとシンプルに。
新玉ねぎ本来の甘味の中に、ジュワッと味噌の味が染み込み、洋風なお味噌汁っぽい仕上がりです。
玉ねぎ半分を一気に放り込んでも、口の中でほどけてトロンとやさしい甘味で満たされます。

その後に、生酛(きもと)の純米酒をぬる燗を一口。
玉ねぎの甘味が、味噌とお酒の旨味に上書きされて、ほっこりと癒される後味になります。するとまた、玉ねぎが食べたくなる。。。
煮込みによって脂が抜けたベーコンも、さっぱりと食べられ、すーぶに残る脂っこさはお酒がきれいに洗い流してくれます。

こういったお酒は、秋から冬にかけて好まれる傾向にありますが、春から夏、香りのよいものや、新酒に走りがちなとき、飽きのこないお酒で、やさしい一杯が至福の時間をもたらします。

 

料理レシピ

材料 :

新玉ねぎ     4~5個
ベーコン薄切り   4枚
鶏ガラスープの素 小さじ2
酒        大さじ3
味噌       大さじ2
乾燥パセリ    少々

作り方:

  1. 新玉ねぎは、皮をむいたら、縦に1/2に切る
  2. ベーコンは、3当分程度に切り、鍋に並べる
  3. ベーコンを入れた鍋に、玉ねぎをのせ、玉ねぎが浸かる位水を入れたら中火にかける
  4. 鍋に、鶏がらスープの素、酒を入れ、味噌は溶かし入れる
  5. 一端煮立ったら、落し蓋をして弱火で40~50分煮込む
  6. 味がしみ込んだところで、器に盛り付けて乾燥パセリを振ったら完成