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紀州の初夏の風を感じて ~胡桃入り・胡瓜の梅たたき~

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日本酒TYPE:
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6月初旬、カラリと夏のような日差しの日の後に、シトシトと雨の日が続く、梅雨の到来です。
『梅雨』の由来は、梅の実が熟す頃という説。他にも、カビが生えやすいため『黴雨(ばいう)』と呼ばれていたのに当て字をしたという説があります。そう、この頃から雑菌も増えやすく、食あたりや、体調管理にも注意が必要。

初夏の恵み梅は、三毒を断つと言われます。三毒とは水毒・食毒・血毒、つまり体内の水分の汚れ、食の乱れによる体調不全、血液の汚れのこと。梅に含まれる成分が、体の様々な機能を改善する効果を発揮することから言われています。

梅の実の恩恵を受けながら、今夜は一杯。
梅の酸味には、フルーティな夏酒はどうでしょう。爽快感でこれからやってくる不快なジメジメを、シュッ鮮やかに交わそうではないですか。

日本酒選び

平和酒造 : 紀土 -KID- 純米吟醸酒 夏ノ疾風
日本一の梅の生産地、和歌山。昔から人気の梅酒をを送り出すこちらの蔵からは、日本酒もまたフルーティーで爽やかな人気の吟醸酒も数々醸されています。
こちらの「夏ノ疾風」もそういった、爽やか吟醸酒の一つ。
やや感じるフルーツのような上立香は、紀伊水道を吹き上がる風の爽やかさのよう。口に含むとなめらかで心地よく、後味もよくスッキリとこれまた爽やか。夏酒らしい印象です。
やや冷やして、グラスにそそぎ、目でも、舌でも夏らしさを感じたいお酒です。
単品で飲んでもサラサラと飲み進むため、淡白な味の料理や、前菜などと合せてお酒を味わいたいタイプです。
製造年度  2017BY
原料米  麹米・五百万石
精米歩合  麹米50% 掛米55% 
アルコール  15度
   

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

紀州の初夏の風を感じて ~胡桃入り・胡瓜の梅たたき~

梅と、お酒と、紀州づくしの晩酌。

梅ペーストで和えた胡瓜のたたき。出汁と砂糖で、酸っぱさはややまろやかに。梅干しよりも食べやすい味です。
胡瓜と胡桃を奥歯で噛めば、じゅわっと胡瓜の水分が梅味を口中に広げ、胡桃の香ばしさが良いアクセントに。

このアテでお酒を飲むときは、口中で合わせるのではなく、それぞれをシッカリと味わいたい。
お酒の味を存分に楽しみ、合間にちょっと胡瓜を摘まむ。
口中がリセットされて、再びお酒の味わいが新鮮に感じられます。

梅の効果を生かして、体調を整えながら軽く晩酌。そんな時にもお勧めの組合せです。

 

料理レシピ

材料 :

くるみ(ロースト)  50g
きゅうり     2本
梅干し  大き目 3個
★ 醤油  大さじ1/2
★ 出汁  大さじ1/2
★ 砂糖  大さじ1/2
大葉      4枚

作り方:

  1. くるみをビニール袋に入れ、すりこぎ等で細かく砕く
  2. きゅうり全体的に塩(分量外)をまき、板摺りする
  3. 板摺りしたきゅうりは、塩を洗い流し、4等分にし、さらに縦に半分切ったら、すりこぎで軽くたたいて割る
  4. 梅干しの種をとり、細かくちぎったら調味料(★)と混ぜ合わせる
  5. ビニール袋の中で、くるみ(1.)ときゅうり(3.)、梅あん(4.)を混ぜ合わせる
  6. 冷蔵庫で1時間位寝かせたら、お皿に盛り、みじん切りにした大葉をのせて完成