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江戸庶民に親しまれた味 ~揚げだし大根~

日本酒産地:
日本酒TYPE:
料理の素材:

忘年会、正月、新年会
胃腸が大忙しのシーズンが過ぎた頃、
やさし~お味の和食が恋しくなります。

寒中のそんな頃に旬を迎える大根。
鍋に、煮物に、サラダに大活躍の定番野菜。春の七草にいれられるほど、大根は日本の食卓に古くから馴染みのある食材なのです。

その証拠に、江戸時代には『大根一式料理秘密箱』『大根料理秘伝抄』なるレシピ本まであったのだとか。そこには、大根の調理法や飾り切などが書かれていました。当時の庶民にどれほど大根が親しまれた食材だったか、うかがい知ることができますね。

今夜は、江戸庶民の味・大根で一杯。
江戸時代の味、どんなお酒と合せましょうか…

日本酒選び

藤井酒造 : 純米吟醸 八反陸拾
酒銘にある『八反』とは、 広島県の酒造好適米「八反35号」のこと。
広島県は、全国でも早くから吟醸造りに力をいれており、このお米も八反錦から広島県農業試験場が改良を繰り返したお米です。
このお酒は、そのお米の特徴を最大限に生かした味です。

冷で飲めば、やや硬くも感じるシャープな味わい。しかし、後味は米感が奥深く、舌にふくよかな味わいを残します。
燗で飲めば、甘く柔らかな香りが立ち、味わいもまろやかに。
一つの食事に対して、冷で燗でと温度帯を変えて楽しみたい食中酒です。
製造年度  H29BY
原料米  広島県産 八反35号
精米歩合  60%
アルコール  16度

 

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

江戸庶民に親しまれた味 ~揚げだし大根~

素の大根をまるのまま揚げる、ありそうでなかった料理
そのお味は、大根に染みこんだ出汁醤油と油のまろやかな美味しさ
なるほど『揚げ出汁』
これは、お酒と合わないわけがない!

シャープな旨味の龍勢を、お燗にして合せる
ほんわか漂う燗酒の香と、揚げだしの香が食欲をそそる
大根一口放り込みじゅわ~っと味が広がる
次に燗酒を一口飲み、ほわんと口一杯の旨味を楽しむ

炬燵に入って、揚げだし大根とまろやかなお燗酒を味わう
寒さ厳しいときに、身も心も温まる晩酌です

料理レシピ

材料 :

大根   1/2本
赤唐辛子 少々
☆ 醤油  大さじ1
☆ 白だし 大さじ1
☆ みりん 大さじ1/2

作り方:

  1. 大根は、皮をむき、長さ10cm位に切りって、縦に4つに割る
    (残りの部分は大根おろしに使用)
  2. 鍋に揚げ油(分量外)を入れ、やや温まったら切った大根(1.)を入れて、低温でじっくりと揚げる
  3. 大根に竹串がスッと入る位まで火が通ったら、全体的にやや揚げ色がつくまで続けて揚げる
  4. 揚げた大根(3.)の油を切り、皿に盛ったら、大根おろしと唐辛子(少々)を上にのせる
  5. ☆印の調味料を混ぜてタレを作ったら、全体にサッとかけたら完成

※ このレシピは、「クックパッド 江戸ご飯プロジェクト」を参考にさせていただきました