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長期熟成を秋のホッコリで ~蜂蜜醤油じゃがバター~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:, ,

撮影:ドンベイさん 写真ACより

じゃがいもにも、春と秋の収穫期があります。

春じゃがいもは、早春に植え付けて5~6月の梅雨前に収穫。
秋じゃがいもは、晩夏に植え付けて霜が降りる~12月中頃までに収穫。
南米アンデス中南部が原産のじゃがいもは、実は寒さには弱いのです。秋になり気温が下り坂になると、じゃがいもの地上部、葉や茎がシナシナと枯れてゆきます。春に比べて収穫量はくすないのですが、デンプン価が高く、ほくほくとしたお芋ができるのだとか。

”霜降”の頃といえば、その名の通り足早に秋の冷たい風が降りてくる頃。
秋じゃがいもの収穫期もそろそろですね。

今夜は、ほくほくのじゃがいもで一杯。
お酒は、落ち着いた味わいのひやおろしの燗酒… ではなく、今夜はひとひねりした組合せにしてみました。

日本酒選び

木内醸造 : 初鶯正宗 大吟醸十年古酒
木内醸造は、長野県の群馬寄に位置する佐久にあります。
中山道にほど近いこの場所で、安政2年(1855)からお酒を醸し続ける老舗蔵。「地元で今まで私達を支え続けてきて下さったお客様に、より良い品質の日本酒を飲んで頂きたい」という心意気から、現在では全数が特定名称酒で造りをしています。

このお酒は、大吟醸10年古酒。
厳選されたお米を39%迄磨いた大吟醸酒を、瓶詰めして10年以上じっくりと寝かせた熟成酒。

冷蔵庫で少し冷やしてから飲むのがオススメ。
豊かな香り、カラメルというより、枯臭の少ない蜂蜜のような甘さ。このやさしい甘さが、リッチな気分になります。
色はほんの少しだけ黄みがかり、ほとんど無色透明。味はキリリと、綺麗なお酒がすうっと喉の奥へ流れる。
蓼科の山すそに流れる清廉な水を思い起こさせる熟成酒です。
製造年度  2009BY
原料米  長野県産 美山錦 100% 
精米歩合  39%
アルコール  14度以上 15度未満

 

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

長期熟成を秋のホッコリで ~蜂蜜醤油じゃがバター~

ほくほくのじゃがいもを、バターで焼く。
これだけで美味しい、お馴染みのじゃがバター。
最後に加えた蜂蜜醤油が香たち、ぐんと食欲を呼ぶ。

じゃがバターを味わったあとに、熟成酒を飲むと、キレの良いお酒が口の中を綺麗に洗い流す。サッパリしてとんとんじゃがバターが食べられる。
一口じゃがバターを食べて、一口飲む。
立て続けに食べず、一口でじっくり味わうと、すいっと鼻の奥から漂うお酒と蜂蜜醤油の混ざり合った甘く深い味わいがなかなかに上品。

読書の秋。お気に入りの本を読みながら、小腹が空いて一杯。そんなシチュエーションを、芳醇な熟成酒が、秋の夜長を豊かに演出してくれます。

料理レシピ

材料 :

じゃがいも   3, 4個
バター     30g
醤油      大さじ1
蜂蜜      大さじ1

作り方:

  1. じゃがいもは、タワシなどでよく洗い、目の部分など気になるところは削り落とす
    (皮が好きではない方は、皮をむいてもOK)
  2. じゃがいも(1.)は耐熱容器に入れ、電子レンジ(800w)で6分程度温め茹でたら、粗熱をとって半分に切る
  3. フライパンを温めてバターを溶かしたら、茹でたじゃがいも(2.)を入れて、少し焦げ目がつくくらいまで中火~強火で焼く
  4. じゃがいも全体にバターが絡んだら、醤油と蜂蜜を良く混ぜたタレを回し入れ、全体に絡ませたら完成