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ふわふわキャベツをたんまりと… ~春キャベツと春菊のごま油鍋~

日本酒産地:
日本酒TYPE:
料理の素材:, , ,

撮影:keisuke3さん 写真ACより

暦の上では”春”といえども、まだ寒風厳しい立春の頃
八百屋の店先には、春の野菜が並び始めます。

その中で、最もポピュラーなのが、”春キャベツ”
秋まき春どりの品種で、春玉キャベツとも呼ばれます。

春キャベツの特徴は、巻きがゆるやかで、ギャザーを寄せたようなしわしわな葉は、軟らかく甘みも強いこと。手に取ると、肉厚でギュっと葉の密集した冬キャベツに比べ軽く感じます。その生産地は、愛知・千葉・神奈川・茨城と、海洋性気候で比較的暖かい場所。春の兆しをいち早く、全国に届ける野菜と言っても良いかもしれません。

今夜は、食卓にも春の先触れを招きましょう。
鍋にたっぷり春キャベツを入れて! 相棒には、春菊と、豚肉を。
シンプルに素材の味を生かす鍋。お酒はやっぱり、お燗向きのものが良いですかね♪

日本酒選び

太田酒造場 : 純米吟醸 山田錦 (H28BY 21番娘)
鳥取県の東の山間、山の向こうは兵庫県という場所に位置する太田酒造場。小規模な蔵では、一つ一つのお酒を、丁寧に醸し、丁寧に管理し、飲む人の所に届けています。その姿勢の表れが、お酒のラベルに書かれた「○○BY XX番娘」という記載。
○○BYというのは、皆さんご存じの製造年度。”H28” は、平成28年度(2016.07~2017.06の間)の仕込み。”XX番娘” は、その年の何番目の仕込みだったかを示しています。

H28の 21番娘さんのお味は。。。
この蔵らしい、どっしりと味わい深いの辛口。奥ゆかしい熟成香を伴う様子は、きりっと頼りがいのある姐御という感じ。
冷では少々固く感じるお味が、温めると、きりりとした様子は変わらず、懐深い旨味が素直に感じられます。
豚肉の鍋や、味噌味の濃いものなどに、こういったお酒は最適です。
製造年度  平成28BY
原料米  若桜町神直産
 山田錦100% 
精米歩合  55%
アルコール 15度以上16度未満
日本酒度  +7
酵母  7号

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

ふわふわキャベツをたんまりと… ~春キャベツと春菊のごま油鍋~

まずは、熱燗にした辨天娘から…
複雑な味わいがぽわんと広がり、ホカホカとのどを流れる。口中はすっきりとし「さぁ食べよう、準備万端!」という感じになる。

鍋から小皿に取り分けると、ごま油の深い香と、春菊の爽やかな香が、ふわ~っと匂いたつ。なんとも、食欲をそそる。豚肉にた~くさんのキャベツを伴い、口に頬張る。噛むごとに、キャベツの甘味・薄い塩味。野菜のうまみが存分に感じられる。うん、おいしい、おいしい。

辨天娘を一口再び飲む。少しぬるくなったお酒は、鍋の味とも馴染み、脂・キャベツの甘味を盛り立てる。
箸が進む、進む‼
モリモリ野菜をとって、翌日は身体の中からすっきりです。

料理レシピ

材料 :

春キャベツ  1/2個
春菊     1束
えのき    1袋
豚ばら薄切り 200g
ごま油   ⼤さじ3〜5
すりおろしにんにく 5g
★⽔         3カップ
★鶏ガラスープのもと ⼤さじ1
★みりん       ⼤さじ1
★塩         ⼩さじ1

作り方:

  1. キャベツは、4, 5㎝位のざく切りに、春菊は芯の固い部分を取り除いて長さ3,4㎝位に切り、えのきは石突を落として食べやすい大きさにわける
  2. 鍋にごま油を入れ、すりおろしにんにく(チューブ5㎝位)を入れて中火にかける
  3. 油が温まってきたところで、豚肉を入れ、全体的に軽く火が通ったら火をとめて豚肉を別の容器に取り出す
  4. 豚肉を炒めた後の鍋にキャベツを入れ、油をなじませるようにざっと炒める
  5. キャベツがややしんなりしたところで、水と調味料(★印)を加え、全体に混ぜ、えのきを加えたら蓋をして1~2分程度蒸し煮にする
  6. 最後に、豚肉と春菊を加えて、1分程度更に煮たら完成

※ お好みで… 柚子胡椒やポン酢などをつけて