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酒肴で郷土の初夏にプチトリップ ~孟宗筍汁~

日本酒産地:
日本酒TYPE:,
料理の素材:, ,

撮影:Satoshi Hyodoさん 写真ACより

旅に出たいが、出られないとき…
地酒と郷土料理でプチトリップ
日本酒の楽しみ方の醍醐味ですね。
今夜は、鯉川酒造のお酒を手に入れたので、庄内平野へとプチトリップ。

梅雨を迎える直前、緑あるれる庄内。
里山には若葉が、竹藪には筍が、勢いよく育ちます。
庄内は、孟宗筍が育つ最北端。九州から始まる春を告げる旬の食材・孟宗筍は、5月中旬頃に収穫のピークを迎えて、今期の終焉となります。

庄内の郷土料理で、孟宗汁というのがあります。
筍に酒粕、味噌と、地元産食材で作るお祭りのご馳走。
今夜は、庄内のお酒と食材でほっこりしましょう。

日本酒選び

鯉川酒造 : 鯉川 純米吟醸 別嬪 出羽の里 うすにごり酒
庄内平野の真ん中、余目町にある酒蔵 鯉川酒造。米どころ庄内の地元米で、江戸時代からお酒を醸し続ける蔵です。

このお酒「別嬪 Beppin」は、地元でとれた酒造好適米「出羽の里」で仕込んだもの。その証が、瓶に貼られた「GI YAMAGATA」。このマークは、国税庁より認定された山形産の日本酒を示す地理的表示。世界に向けた山形の誇りを示すものです。

シャープな仕上がりのこのお酒は、うすにごりながら軽やかですっきりとした味わい。きめ細やかな澱が、米の旨味を残しながらも、さらりと喉を流れる。
酸がすくなく優しい口当たり。冷でもおいしく、ぬる燗にするとさらに癒される。繊細な味の和食にはピッタリのお酒です。
原料米  山形県産
  出羽の里 100%
精米歩合  50%
アルコール  15.3度 
日本酒度  +7
酸度  1.4
アミノ酸度   0.7

※ グラフの日本酒度・酸度値は当方で計測した参考値です。

料理とお酒の相性

酒肴で郷土の初夏にプチトリップ ~孟宗筍汁~

孟宗汁は家庭料理。味噌の味の甘辛、酒粕を入れる量、さらに塩コショウやいろいろな隠し味も。そこは、各家庭につたわる秘密のレシピ!
ちょっとの違いですが、この味の違いが望郷の念を呼び起こすのですよね~。

繊細な味わいを楽しみたい家庭の味。
それに合わせるのは、柔らかな味わいの地酒。
滑らかなうすにごりが、お米を味わっているようで、孟宗汁と合わせてたべると、ほ~っこりとお腹の中から癒されます。

お燗で、冷で、お酒の味、料理の味、庄内景色を思い出しながら、ゆっくりと楽しみたいものです。

料理レシピ

材料 :

⽔煮筍  200g位
豚バラ  200g位
油揚げ  1, 2枚
椎茸    4個
味噌   100g
酒粕   100g
白出汁  50ml
みりん  大さじ2
⼩ねぎ  お好みで

作り方:

  1. 水煮した筍を、一口大に切る
    (穂先部分はやや大きめに)
  2. 油揚げは、油抜きしてから、2㎝幅くらいの短冊状に切る
  3. 豚バラは食べやすい大きさに、椎茸は石突を取って薄切りにする
  4. 鍋に1~3.と、具が浸るくらいまでの水と白だしを入れ、アクを取りながら具に火が通るまで煮る
  5. 鍋に、みりんと、酒粕・味噌を溶かし入れ、5分程度弱火で煮て味をなじませたら完成
  6. 器によそって、お好みで小口切りにした小ねぎをかけてお召し上がりください

※ 家庭料理ですので、味噌・酒粕・みりんの量は味を見ながら、お好みの量に調節してください。